コラム

『月経の不調(月経痛/月経困難症)への対応』その5

2023.07.05

病院での検査、検査結果を受けての対応は?

・病院では、病歴、家族歴、既往歴、生活習慣を詳しくお聞きします。

 検査として、「二次性徴※の有無の確認」「ホルモンの採血検査」

 「原発性無月経の場合は染色体検査」も行います。

 

 ※ 二次性徴とは、思春期になって現れる性器以外の身体の各部分に

   見られる特徴のことです。

 

 更に、超音波、CT、MRI等の画像検査も行うことがあります。

 

・ホルモン検査として、

 「性腺刺激ホルモンの卵胞刺激ホルモン(FSH)」

 「黄体化ホルモン(LH)」

 「乳汁分泌ホルモンであるプロラクチン」

  を測定します。

 

・無月経の重症度を診断する目的で、黄体ホルモン単独で子宮からの

 出血が起こるか調べます。

 

 出血があれば第1度無月経です。

 

 出血しない場合は、第2度無月経ですが、黄体ホルモンとエストロゲン

 の両方を投与して子宮からの出血があれば、子宮は機能していること

 がわかります。

 

・こうした検査により、無月経の種類、原因を調べ、それに合わせて治療

 します。

 

なお、無月経の診断で忘れてはならないのは、妊娠です。

閉経前の続発性無月経の場合、必ず妊娠しているか調べます。

 

 

 

 

 

次回は、

「続発性無月経・原発性無月経の治療」

についてです。

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